オランダの記憶③

オランダの二日目は、 早朝から列車に乗って「ハーグ」へと向かいました。

≪デンハーグ駅≫

IMG_1023  ≪美しい運河≫

IMG_1025ハーグはオランダの政治の中心地で、女王の住む宮殿「ハウステンボス」もあります。

首都アムステルダムと比べて、静かな街並みを散策しつつ、向かう先は「マウリッツハイス美術館」。

途中、金色のミッフィーや、豪華なバーガーキングに驚かされながらも、目的の場所へと着きました。

≪黄金のミッフィー≫

IMG_1046  ≪バーガーキング≫IMG_1033

想像以上に小さな美術館ですが、ここにはフェルメールの代表作が展示してあり、フェルメールファンには聖地のような場所になっています。

≪マウリッツハイス美術館≫

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たくさんの小部屋に分かれた館内を階段を一段、また一段と 上がっていき、ついにフェルメールの部屋を見つけました。

静かに部屋に入ると、そこには4枚の絵が飾られていました。まず、目を引いたのは左奥にある風景画の大作、「デルフトの眺望」。 美しい空と、街並み、水面、人々。
見事な構図バランスと筆捌きが印象的でした。

その他には有名な「真珠の耳飾りの少女」と「ディアナとニンフたち」が展示してあります。

また、訪問した時には、たまたまウィーンの美術館から貸し出されていた「画家のアトリエ」がありました。

二日の間に、フェルメールの絵7枚と出会えたことは大変幸運だったといえるでしょう。

午後からは、再び列車に乗って、次なる目的地「デルフト」へと向かいます。
そう、あの「デルフトの眺望」で描かれている街です。

平成22年1月17日