オランダの二日目は、 早朝から列車に乗って「ハーグ」へと向かいました。
≪デンハーグ駅≫
≪美しい運河≫
ハーグはオランダの政治の中心地で、女王の住む宮殿「ハウステンボス」もあります。
首都アムステルダムと比べて、静かな街並みを散策しつつ、向かう先は「マウリッツハイス美術館」。
途中、金色のミッフィーや、豪華なバーガーキングに驚かされながらも、目的の場所へと着きました。
≪黄金のミッフィー≫
≪バーガーキング≫
想像以上に小さな美術館ですが、ここにはフェルメールの代表作が展示してあり、フェルメールファンには聖地のような場所になっています。
≪マウリッツハイス美術館≫
たくさんの小部屋に分かれた館内を階段を一段、また一段と 上がっていき、ついにフェルメールの部屋を見つけました。
静かに部屋に入ると、そこには4枚の絵が飾られていました。まず、目を引いたのは左奥にある風景画の大作、「デルフトの眺望」。 美しい空と、街並み、水面、人々。
見事な構図バランスと筆捌きが印象的でした。
その他には有名な「真珠の耳飾りの少女」と「ディアナとニンフたち」が展示してあります。
また、訪問した時には、たまたまウィーンの美術館から貸し出されていた「画家のアトリエ」がありました。
二日の間に、フェルメールの絵7枚と出会えたことは大変幸運だったといえるでしょう。
午後からは、再び列車に乗って、次なる目的地「デルフト」へと向かいます。
そう、あの「デルフトの眺望」で描かれている街です。
平成22年1月17日