デルフト駅を出発し、アムステルダム駅に着いたのは、既に19時になっていました。空腹を覚えたので、駅で簡単な食事を摂ることに。もちろんビールも飲みました。
ホテルは少し離れたスキポール空港の近くなので、 またまた電車に乗る必要があります。そこで、酔い覚ましに街へ散歩にでることにしました。時間は既に20時過ぎ。 夕闇に包まれる運河の街に・・・
あれ?
まだ明るい!
≪20時過ぎの風景≫
そう!北国のオランダの夏は夜の訪れが遅いのです。20時でも夕方というか昼間くらいです。
得をした気分で散歩していると、21時発の遊覧船を見つけたので、 川岸にある船着場で時間をつぶし、乗船することにしました。
船は1時間ほどのクルーズで、運河を縦横無尽に進みます。有名な遊園地のアトラクションにも似ていますが、垣間見える人々の暮らしぶりが、心地よく、美しい景色を一層引き立てます。
≪色とりどりの美しい街並み≫
川からみた街並みが美しいことに驚きました。
地元の広島にも川に遊覧船がありますが、日本の街は、川から見ることを意識して
作られていないことに改めて気付かされます。流石は運河の街と言ったところでしょうか。
日没に近づくにつれ、夕暮れが彩りを添え、街はさらに美しくなり、幻想的な雰囲気になりました。
≪運河から見た夕暮れのアムステルダム≫
なかなか沈まない太陽を見つめながら明日の行き先を考えます。
天気も良さそうなので、明日はオランダを飛び出して、 ベルギーへと向かうことにしました。
オランダとの国境近く、ダイヤモンドと大聖堂で有名な街、アントワープへ・・・
平成22年2月18日