オランダの記憶⑤

デルフト駅を出発し、アムステルダム駅に着いたのは、既に19時になっていました。空腹を覚えたので、駅で簡単な食事を摂ることに。もちろんビールも飲みました。

ホテルは少し離れたスキポール空港の近くなので、 またまた電車に乗る必要があります。そこで、酔い覚ましに街へ散歩にでることにしました。時間は既に20時過ぎ。 夕闇に包まれる運河の街に・・・

あれ?

まだ明るい!

≪20時過ぎの風景≫

IMG_1072そう!北国のオランダの夏は夜の訪れが遅いのです。20時でも夕方というか昼間くらいです。

得をした気分で散歩していると、21時発の遊覧船を見つけたので、 川岸にある船着場で時間をつぶし、乗船することにしました。

船は1時間ほどのクルーズで、運河を縦横無尽に進みます。有名な遊園地のアトラクションにも似ていますが、垣間見える人々の暮らしぶりが、心地よく、美しい景色を一層引き立てます。

≪色とりどりの美しい街並み≫

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IMG_1082 IMG_1087川からみた街並みが美しいことに驚きました。

地元の広島にも川に遊覧船がありますが、日本の街は、川から見ることを意識して
作られていないことに改めて気付かされます。流石は運河の街と言ったところでしょうか。

日没に近づくにつれ、夕暮れが彩りを添え、街はさらに美しくなり、幻想的な雰囲気になりました。

≪運河から見た夕暮れのアムステルダム≫

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なかなか沈まない太陽を見つめながら明日の行き先を考えます。

天気も良さそうなので、明日はオランダを飛び出して、 ベルギーへと向かうことにしました。

オランダとの国境近く、ダイヤモンドと大聖堂で有名な街、アントワープへ・・・

平成22年2月18日