師の言葉⑧

広野先生の言葉の8回目となります。

広野先生と話をしている時に、ライフプランの話題が出てきました。

ひと通りの話を済ませた後、広野先生からこのような話がありました。

「私はね、昔、デスプランを作成する必要性があると考えてね。仲間を集めたんだけど、誰も集まらなかったんだよ。大事なことだんだけどねぇ」

いつものように楽し気に、目を閉じて何かを思い出しながら笑いながら話をしてくれました。

その時はあまりピン!とこなかったのですが、数年前から「エンディングノート」が一般的になっていますし、今となってはなんとなくわかります。

「これからどう生きていくか?」と同じように「これからどのように死ぬか?」ということは、とても重要だと思います。

凄いなと思ったのは今から20年ほど前だと思いますし、広野先生が「昔」と言われていたので、40年以上前の話だと思います。

そのタイミングで死に対してどのように臨むのか、準備をしていくのかを提唱さえていたのは先見の明があるな・・・と、たまに思い出してしまいます。

令和3年12月12日