アドバイスのスタンス

先日、支援機関様からのご依頼で、やや販売が難しい商品を扱われている事業者様の相談対応を行いました。

営利に走ってもダメ、赤字でもダメ、など、色々と考慮する要素が多いのですが、なんとかアドバイスを行うことができました。

ご本人からは「大変満足できました」というお言葉をいただきましたが、それがお世辞なのかホンネなのかはわかりませんが、その時、「特殊な商売なのにどうしてこんなアドバイスができるのですか?」という質問をいただきました。

「過去にアドバイスしてきた経験ですかね・・・」とお答えしましたが、なんとなく頭の中に浮かんだのは、「今ままでの仕事経験、アドバイスの経験を活かして、自分だったらこうするのにな・・・」というスタンスでアドバイスしていると思いました。

私は正直、頭が良いタイプではありませんが、今まで相談対応してきた件数は1000件はとっくに超えています。単純に考えても月に平均10件は超えていますし、15年以上はしていますから、実際は1000件どころではないと思います。

そうすると、今までアドバイスさせていただいた経験で、次のアドバイスをさせていただいていることになりますし、日々の仕事がありがたいな・・・と改めて認識させていただきました。

これからも、日々、経験であり勉強だと思って取り組みたいと思います。

令和4年6月8日