商品価値の伝え方①

予告した通り、中小企業における商品価値の伝え方を考えていきます。

通常の商品とは違う「こだわり商品」の価値とは何でしょうか?

「素材の希少性が高い」「加工技術が秀逸」「味が極めて良い」
「デザインが斬新」「とても便利」「安全性が高い」「効果が高い」・・・
など、商品には、いろいろな価値があると思います。
しかし、それを簡単に伝えることは難しいと思います。
商品パッケージに、「貴重な商品です!」とか「美味しいです!」と書いても、
あまり、お客様の購買動機には繋がらないと思います。
伝わらない「こだわり」は、ただの「薀蓄」に過ぎません。
商品に「こだわる」のと同じくらい、情報を伝えることに「こだわる」必要があるでしょう。

お客様に価値を伝える目的は「購買動機」に繋げることです。
この商品を購入したい!と思っていただける情報を発信する必要があります。

購買動機を起こさせるにはどうするか・・・

それには、まず、ターゲットを明確にする必要があります。
男性と女性では、購買動機は異なりますし、年齢によっても異なるでしょう。
体調に不安を抱えている人と、健康な人でも異なります。
ターゲットをより具体的に想定し、そのターゲットが求めているニーズを
考える。そのニーズを刺激することが、購買へと繋がります。

 

まとめ:商品価値の伝え方①

「価値を伝える相手(ターゲット)を明確にする」
「ターゲットの求めているニーズを把握する」

 

平成21年8月6日