「表の顔」と「裏の顔」

今回のテーマは、商品の「顔」についてです。

販売の世界で言う「顔」とは、一般的に、ラベルや写真のついている
表面のことを指します。いわゆる「表の顔」です。
ここには、商品の名称やキャッチコピー、素材の写真などが記載されおり、
役割としては、「ひと目で商品が理解できる」というものがあります。
そのため、陳列の際には、良く見えるように、お客様の方へ向けて並べる
必要があります。

実は、商品には忘れてはならない「もう一つの顔」があります。

それは、商品の裏側に貼ってあり、「一括表示」と言われている
「裏面表示」になります。いわば、「裏の顔」です。

この「裏の顔」には、大切な情報が多く記載されていますが、
「知る人ぞ知る」存在になっているように感じます。

仕事柄、日々、様々な商品を見る機会がありますが、「裏の顔」は、
まさに情報の宝庫です。似ている商品であっても、価格が大きく異なる
ことがありますが、「裏の顔」に記載してある原材料表示をみると
納得できることが多くありますし、商品の正しい保管方法もわかります。
実際に、商品の「裏の顔」を並べて、違いを比べてみると、その差は
歴然です。多少の知識は必要ですが、一度、試して見ては如何でしょうか?

商品に安心や安全を求める消費者の方は多いですが、そうした方々で
あればあるほど、「裏の顔」をしっかりと確認されていますので、
こだわり商品を開発しているメーカーの皆様は、細心の注意を払って、
一括表示を作る必要がありますし、一括表示以外にも、お客様に
有益な情報を発信することで、商品の魅力を伝えることに繋がります。

人間の「裏の顔」と言うとイメージが悪いですが、商品の「裏の顔」は
有効に活用することで、「表の顔」を更に引き立てます。

商品表示は「表裏一体」であることを忘れないことが大切です。

 

平成21年8月24日