多肉植物の寄せ植えが流行っています。
小売店などでも「寄せ植え教室」が開催される
ことが増えていますので、寄せ植えの手順を
ご紹介します。
まず、寄せ植えに使用する多肉植物の株を
集めます。合わせて寄せ植えに使用する
鉢と土を準備します。
後で掃除が簡単になるように新聞を
広げてスペースを作ると良いでしょう。
多肉植物の株を取り出し、土を落とします。
少し残っている程度でOKです。
土を落としたらトレーなどに並べると
その後の作業がし易くなります。
寄せ植えを行う土ですが、
今回は水はけの良い、
ヤシガラでできた土を使いました。
フカフカなので多肉植物の
寄せ植えに最適です。
根から土を落とし、寄せ植えをする
鉢と土とが準備できたら、株を
1つづつ植えていきます。
ヤシガラの土が柔らかいので、
土を掘って植えるのでは無く、
上から少し押し込むイメージで
植えると良いでしょう。
初めはグラグラして不安定
な感じがしますが、たくさん
植えていくと安定します。
また、初めに全体のレイアウトを
考えて、端から並べていくと良いでしょう。
鉢にアクセント柄があれば、
それを正面として、奥側に
大きな株、手前に小さな株を
配置するとバランス良くなります。
ひと通り植え付けたら、
今後はミズゴケで株を固定します。
多肉植物と鉢の隙間や、
株と株との間にミズゴケを
ピンセットで押し込んでいくと
しっかりと固定されて
動かなくなります。
見栄えを良くしたい場合、
仕上げとしてヤシガラの繊維を
使う方法もあります。
ミズゴケと同様に、
ヤシガラの繊維を隙間に
押し込んだら、多肉植物の
寄せ植えの完成です。
寄せ植えした直後は
3日ほど水やりをしない
のがコツです。
その後の水やりについては、
季節や種類、環境で差が
でてきますが、水をやりすぎ
ないことに注意し、
とは言っても、葉がシオレる前には
水をやるように気をつけましょう。
週に一回程度の水やりが目安でしょうか。
育てる場所としては、適度に日が当たる、
風通しの良い場所で育てましょう。