P-T境界事変とは?

先日、古生代の示準化石である紡錘虫について書いた時に「P-T境界事変」という言葉を書きました。

P-T境界ですが、古生代の最後にあたるペルム紀 (Permian) と、中生代の最初である三畳紀 (Triassic) の境目のことを指しますが、そこで起きた生物の大量絶滅のことをP-T境界事変と呼びます。

P-T境界事変での生物の大量絶滅の要因は諸説あり、まだ、明確な説は無いようです。

地球の歴史の中では、このような生物の大量絶命は何度もあるのですが、今現在も多くの生物が絶滅しており、そのスピードは過去の大量絶滅のペースを大きく上回るそうです。

当然ながら、大量絶滅の要因には「人間」が大きく関わっていると思われ、色々と考えされられる大きなテーマです。

令和3年7月21日