初めての時計の選び方②

次に「アナログ時計」の選び方ですが、「アナログ時計」にも大きく分けて「手巻き式」「自動巻き式」「クオーツ式」の3種類があります。

「手巻き式」はその名の通り、毎日、手でゼンマイを巻く必要があります。

「自動巻き式」は、動力は「手巻き式」と同様にゼンマイになりますが、手に付けているとおもりが動いて自動的にゼンマイが巻かれていきます。

「自動巻き式」は便利ですが、巻き上げの機構が必要になるぶん、価格はやや高くなります。「自動巻き式」と「手巻き式」は見た目では区別はつきません。「自動巻き式」と「手巻き式」をまとめると「機械式」と呼びます。

次に「クオーツ式」ですが、ゼンマイの代わりに電池を動力源にしたもので、水晶振動子に電圧を掛けると規則正しく振動する性質を活用したものになります。

「クオーツ式」の時計の特徴としては、時間が極めて正確であることと、コストが安いことがあります。時間が正確でコストが安いので、経済合理性で言えば最も優れた時計と言えます。

この「クオーツ式」の時計については、良く見ると「機械式」と違いがあるので見分けることができませす。それは「針の動き」になります。

「機械式」の時計については秒針が連続的に動く「スイープ運針」になっています。「クオーツ式」の時計は、秒針が1秒刻みで動く「ステップ運針」になっています。少し、時計に詳しい人が見れば、これが「機械式」なのか「クオーツ式」なのかを区別することができます。

初めての時計を購入する場合、好きなブランドやデザインの時計があれば、そこの「クオーツ式」を選べば、比較的、リーズナブルな時計を選ぶことができます。

「クオーツ式」の弱点としては、「機械式と比べて価値が低い」「寿命が短い」といったものがあります。クオーツ式の寿命については10年と言われていますが、実際にはもっと長い(私は20年使っています)と思われるので、機械式にロマンを感じるとか、高級な機械式を資産として持ちたいとかいうことが無ければ、クオーツ式でも良いと思います。

私は機械式にロマンを感じるので機械式が好きですが、セミナーなど、正確に時間を知りたい場合のためにクオーツ式の時計を併用しています。

令和3年8月20日