師の言葉⑦

広野先生の言葉の7回目となります。

広野先生には、いろいろな指導を受けましたが、ある時、少し規模の大きな調査事業がありました。

多くの資料を作る必要があり、作業にかなりの時間を要することになりました。

締切が近づいたある日、仲間の誰かが「最悪、徹夜したら締め切りに間に合うだろう!」のような話をしていたのですが、それを聞いた広野先生家から、

「資料のプレゼンを聴く相手が見たいのは、充血した目の発表者ではなく、知的に澄んだ目を持った発表者だよ。徹夜するような話はやめなさい」

という言葉がありました。

広野先生自身が部下の方によく言っていた言葉とのことで、実際に徹夜した部下の方に「充血した目を氷水で目を冷やしてきなさい」と言っていたそうです。

人を説得するためのプレゼン資料なわけですが、確かに、充血した目でボロボロになった発表者が説明しても説得力が無いような気がします。

今でも、講師の仕事をする時には、資料の品質だけではなく、講師自身の品質も維持しておかなければ・・・と思うようになりました。

実際、無理な仕事をしてしまって実現できていない時もあるので反省が必要ですね。

令和3年12月9日