オリンピックとコンセプト

もうすぐ北京オリンピックが開幕されます。新型コロナウイルスの影響はどうなるんでしょうか?

オリンピックと言えば、昨年は東京オリンピック、パラリンピックが開催されました。

当時、開会式の演出を見て思っていたのですが、より多くのコストを掛けているオリンピックの開会式の演出よりも、パラリンピックの開会式の演出の方が印象的で、記憶に残るような気がしました。

実際、今でも様々な個性を持った飛行機が集まっていたパラエアポートの記憶が残っています。片翼の飛行機を演じた少女のことも覚えています。

オリンピックもゲーム音楽で選手が入場したことは覚えていますが、あまり鮮明には覚えていなかったりします(私だけかもしれませんが・・・)

この違いは「コンセプトの明確さ」だと、個人的には理解しています。

オリンピックの開会式については「日本らしさ」を訴求したのだとおもうのですが、日本という概念は大きく、まとまりを欠いたような気がします。

一方でパラリンピックは「多様性」ということで、かなりコンセプトが明確だったと思います。それだけ伝わりやすかったのでは無いでしょうか?

基本的には、どちらの大会も成功したと思いますが、開会式における「コンセプトの大事さ」を再認識させられた大会でもありました。

店舗コンセプトや商品コンセプトを考える際にも、「明確でわかりやすい」コンセプトメイクを心掛けたいと思います。

令和4年1月30日