メーカーと小売が協力して効果的な販促を行なうための考え方

販売促進活動(販促)は売上を上げるための重要な業務になりますが、日々の業務に追われる中で効果的な対策が打てず、頭を悩ましている小売業の方も多いのではないでしょうか? そこで提案したいのが、メーカーと協力する販促です。メーカー視点から販促を考えてみると今まで気づかなかった、新しい販促に取り組むことが可能になるでしょう。

販売促進活動(販促)とは、文字通り「販売」を「促進」することなので、消費者の購買意欲を刺激し、売上向上に繋げる一連の活動です。

小売サイドから見ると「いかにして効率的に売上や利益を上げていくか?」「お客様に喜ばれる売場にするか?」が販促の至上命題でしょう。一方でメーカー視点から見ると「自社の商品をどのようにして多く売るか?」が販促の目的になります。

小売業に商品を納品しているメーカーは、立場は違えど「売上を上げたい!」という思いは同じなので、いわば同志とも言える存在です。しかし、売上を上げるという最終目標が同じであっても、小売サイドは店舗の売上アップを、メーカーサイドは自社商品の売上アップと“目標にしている売上の中身が異なる”ことは意識する必要があります。

メーカーサイドの協力無くして良い商品は揃えられませんし、良い販促を行なうこともできず、最終的な売上目標を達成することが難しくなることも。数多くある各メーカーの意向を汲み取りながら、最適な船の航路の舵を取るのが小売サイドの店長や、販売促進担当の役割と言えるでしょう。

実行するには色々と工夫は必要になりますが、詳しい内容は、国内利用率No.1の電子チラシサービスのShufoo!様でコラムを執筆させていただいているので、興味のある方はご覧いただけたらと思います。

Shufoo!コラム「メーカーと小売が協力して効果的な販促を行なうための考え方」

販促活動は小売業だけで取り組むこともできますが、メーカーを巻き込むことでさらに効果的な取り組みが可能です。小売ならではの生の情報をメーカーに対して積極的に提供し、販促の協力を依頼することはメーカーサイドに「一緒に販促や売場づくりに取り組みたい!」と思ってもらえる“きっかけ”になります。小売とメーカーという異なる立場で協力し、それぞれの強みを活かして、効果的な販促活動に取り組んでみてはいかがでしょうか。

令和3年4月17日