アドバイス内容の備忘録(資料削減編)

昨日は地方自治体から依頼されている調査事業の報告書を作成をしていたので、少し前の話を書きます。

ある程度の規模がある小売業様で経営改善の支援を行っていました。

私も小売業出身なのでわかるのであるが、小売業の場合、販売データを中心に多くのデータを活用しています。そのため、それらの販売データをまとめた資料が多く作られています。

現在は、昔よりもコンピューターの活用が進んでいるので、必要なデータを瞬時に引っ張り出すことができたりするのですが、過去から作成している資料はそのままだったりします。

販売分析した資料を作成することが仕事になっている状況で、確認すると「誰も資料を見ていない」ということがままあります。

IT化、DX化が進む中、そのような状況が顕著になっています。

いつでも個人が使いたいときに引っ張りだせる情報は「わざわざ資料を作らない」というルールを作るだけで不要な業務の削減が可能になります。

相談を受けていた小売業様でも、多くの資料を削減して効率化することができました。

一度、会社にある資料について「本当に使っているか?」を調べてみたら如何でしょうか?

令和4年2月19日