昨日は事務所でたまっていた事務作業をしていたので、2月上旬の話を書きます。
小規模な食品メーカー様の相談対応をしていました。
ある原料を使った加工品を製造していたところ、とても引き合いが強いので増産していきたいという相談でした。
もちろん、売れる商品を増産するのは当然なのですが、その場合、原料が継続して確保できるかどうか確認することが必要な旨をアドバイスしました。
当然、確認されていると思うのですが、時期が経つと市場が変化している可能性もあるので、改めて念を入れて確認することが必要です。
引き合いが強い商品は、当然ながら他の会社にも注文が増えているはずなので、原料の相場が上昇したり、そもそも数が足りなくなったりする可能性があります。
このような場合は1つの商品だけではなく、別の原料使った商品を製造したり販売することをおすすめしています。
事業の柱を1本に頼るのは原料調達はもちろん、ブームが去っても危険ですし、できるだけ複数の事業の柱を作る方がリスクを回避できる可能性が高まります。
売れるものは、誰もが欲しいので、すぐに市場環境が変化します。
念には念を入れて対応を考えることが必要です。
令和4年2月23日