アドバイス内容の備忘録(プログラミング教育編)

プログラミング教育が小学校で必修化されます。

先日、このプログラミング教育について相談を受けていました。

その時の話の一部になります。

子供や保護者の方に「プログラミング教育が大切と伝えるのが難しい」という相談を受けていました。

将来、プログラマーになるわけではないのに・・・と考える人もいますし、受験にどのように活用できるんだろう?社会に出てどのように役に立つんだろう?と思うのは自然な考えだと思います。

学習指導要領には「プログラミング的思考を育む」「コンピューター活用力」「各教科などでの学びとの連動」と書いてあります。

なんだか、わかるようなかわらないような内容です。

個人的な考え方でアドバイスをさせていただきましたが、「プログラミングはコンピューターとのコミュニケーション手段」と説明させていただきました。

正しいかどうかはわからないですが・・・

日本人同士のコミュニケーションには「日本語」

外国人とのコミュニケーションには「外国語」

コンピューターとのコミュニケーションには「プログラム」

が必要になります。

人間であれば、あいまいな表現やちょっとしたミスにも柔軟に対応してもらえますが、コンピューターにはあいまいやミスは許されません。

そのため、コンピューターのルールをしっかりと覚えてミスが無いようにプログラミングする必要があります。

また、言語の伝え方には「単語」「文法」などが大切ですが、「わかりやすい文章表現」も重要です。プログラムにも、わかりやすいプログラムとわかりにくいプログラムがあります。わかりやすい文章にも、わかりやすいプログラムにも「論理的な思考」が重要になります。

このような感じでアドバイスをしていきました。

詳しいことは書きませんが、ざっくり説明すると、プログラミング教育で「論理的思考」が養えますし、例えば「ミスがあることを前提にして被害を最小限に抑えるようなプログラムを作る」ような考え方も身に付くと思われます。

どれも仕事や社会で必要なスキルだと思います。

プログラミング教育で、どのようなメリットがあるのか?を明確にすることができれば、新しいビジネスチャンスが見えてきそうな気がします。

令和4年2月26日