仕事がら、毎年、数多くの研修の担当させていただきます。
年度末になり、次年度に向けた計画を考える中で、研修について色々と考えました。
思い起こせばサラリーマン時代、色々と研修を受講させていただきました。
もちろん、「勉強になるなぁ」と思った研修もありましたが、「面倒くさいなぁ」と思った研修もたくさんあったような気がします。
今にして思えば、過去に受講してきた研修は研修講師をする際に参考になっていると思います。これは良い研修はもちろん、イマイチだと思った研修も反面教師になっていると思います。研修内容だけではなく、進め方や資料の使い方、間の取り方など、色々と参考になることがあります。
これが、研修講師の仕事をしていなかったと考えても、恐らく色々と役に立っていたような気がします。
私の同期や後輩は、会社に残って管理職や役員になってる人もたくさんいます。
自分自身も、会社に残っていたらそこそこの管理職になっていたかもしれません。
おそらく、研修を受けた時にはつまらなかった内容の研修であっても、会社の管理職になるためには、知識はもちろん、プロセスそのものが必要な経験だったような気がしています。
自分が受講していなければ、後進の人にどのような研修を受講させたら良いかもかわりませんし、自分が過去に受講した研修がダメだったのならば、それを直していけば良いわけです。
そんなことを考えながら、4月以降の次年度に向けて研修プランを考えています。
令和4年3月3日