椅子取りゲームで考えるマーケティング②

「椅子取りゲームで考えるマーケティング」の2回目になります。

前回の質問になりますが、「椅子取りゲームに勝つ方法」について、みなさんはをどのように考えるでしょうか?

実は回答についてはいくつかのパターンがあります。

まず、一つ目は「常に一番近い椅子を意識する」「椅子が近くの時はゆっくり歩く」など、「椅子に如何に近づくか?」というパターンになります。椅子取りゲームは音楽に合わせて並べられた椅子の周りをぐるぐる回るので、必ず「椅子の近いポジション」「椅子の遠いポジション」が生じます。そのため、「できるだけ椅子の近くに・・・」と考えることになります。このパターンは、大抵、最初に出てくる意見になります。

次の二つ目のパターンは「隣の人を押しのける」「他の人を邪魔にする」など、「如何にライバルとの競争に勝つか」というパターンになります。椅子の数より回っている人の数の方が多いわけですから、近くの人との競争に勝てば椅子に座れる確率は高くなります。

その他、「足が速くなるように練習する」「人を押しのけれるようにトレーニングして力をつける」のように努力型のパターンや、「何人かを買収する」といったズルいパターンなどもあります。

みなさんはどのようなパターンを考えたでしょうか?

ちなみに、一つ目、二つ目のパターンは効果的なのですが、「誰でも思いつく」ので直ぐに通用しなくなってしまいます。そのため、幼稚園時代の私は別のパターンを考え出すことで、少しだけ椅子取りゲームが強くなりました。

さて、どのようなパターンを考え出したのでしょうか?

令和3年5月2日