【レストラン「レスパドン」~前編】
今から20年前に宿泊した「オテル・リッツ・パリ」での経験の続きです。
ホテル内には、有名なレストラン「レスパドン」があります。ミュシュランは2つ星になります。
もともと、「オテル・リッツ・パリ」は、スイスのホテル経営者セザール・リッツと料理人のオーギュスト・エスコフィエの協力のもと設立されています。
このオーギュスト・エスコフィエは、伝説の料理人で、「近代フランス料理の父」とも呼ばれているそうです。
ちなみに「ピーチ・メルバ」「牛ヒレ肉のロッシーニ風」はオーギュスト・エスコフィエが考案した料理として知られています。
「レスパドン」は、このような伝説的シェフの教えを受け継いだレストランとして有名で、となりに料理学校もあるそうです。
ホテル内に、このような有名なレストランがあるので、せっかくの機会なので場違いとは思いながらも、フロントに夕食の予約をお願いすることにしました。
予約はカタコト英語でもスムーズで、運良く席を確保することができました。服装がちょっと気になりながらもお店に向かいました。
レストランに入ると、素晴らしい店内装飾と高級な雰囲気で、ちょっと圧倒されましたが、やさしくテーブルに案内していただけました。
着席後、メニューを見ましたが、何が何だかよくわかりません。
「さて、どうしたものか・・・」と考えているとスタッフの方がにこやかに話しかけてくれました。
少し長くなったので、続きは次回にします。
令和3年11月24日