タマゴタケ?

週末に吉和に来て、庭にある小さな林を歩いていると、長雨の影響かたくさんの枝が落ちています。拾ったら焚き木になりそうです。

IMG_20210828_181649良く見ると、木の根元に見慣れない赤いものが落ちています。ミニトマトでしょうか?

IMG_20210828_181702近づいてみると、赤くて丸いキノコでした!

IMG_20210828_173658_1これはなかなか鮮やかで綺麗な赤色です。毒々しい感じもします。

インターネットで調べてみると「タマゴタケ」のようです。なんだか「とても美味」と書いてあるのですが、「ベニテングタケ」という見た目の似た毒キノコもあるようなので、なかなか勇気が出ないところです。

一応、調べた限りでは「タマゴタケ」に間違いは無いと思います。この「タマゴタケ」は今が旬の食材だそうです。秋が近づいてきた感じがします。

いつか、自信と勇気がついたら食べてみたいと思います。

令和3年8月29日

イサキの季節

そろそろ梅雨入りしそうな状況となっています。

明日からは当分、雨になりそうな天気予報となっています。

梅雨時になると、私が思い出すのは「らっきょう」「青梅」になります。スーパーマーケットで青果を担当していた時、梅雨時になるとたくさん仕入れて、販売していたことを思い出します。

この時期にスーパーマーケットの青果売場に行くとらっきょうの香りがするので、「ああ梅雨が来たな・・・」と季節を感じたりします。

梅雨時が旬の食べ物と言えば思い出すのは魚の「イサキ」です。イサキは初夏が産卵時期になるので、梅雨時のイサキは良く肥えて美味しくなります。産卵のため岸にも寄ってくるので、この時期は釣りの対象魚としても人気が高い魚です。

この時期のイサキは「梅雨イサキ」と言われますが、魚料理の美味しいお店に行くと旬の魚として提供されているので、ついつい注文してしまいます。梅雨時はスーパーマーケットの鮮魚売場でもお求めやすい価格で販売されていると思います。

旬の食べ物は「味が良い」「たくさんとれる」などの理由があるわけですから、意図的に旬に合った食べ物をチョイスして、旬を楽しむのはおススメです。スーパーマーケットなどであれば、POPで「梅雨イサキ」の説明をするとお客様の関心も高くなって、売上にも貢献しそうです。

ちなみに、イサキですが、和歌山県では「カジヤコロシ」と呼ぶそうです。漢字にすれば「鍛冶屋殺し」になるので、なかなか物騒な名前ですが、イサキの骨が喉に引っかかって鍛冶屋さんが命を落とした話があるそうです。

このようにイサキは骨が固い魚ですから、食べる時には注意して旬を楽しんでいただけたらと思います。

令和3年5月17日

スイカの中身を透視する?

スーパーマーケットの売場にスイカが並び始めました。季節としてはまだ早いですが、夏になると果物コーナーでの売上構成比が圧倒的になる夏の主力商品です。

ちなみに、今の時期はまだイチゴの売上が大きく、メロンなどが本格化するまでは、輸入フルーツなどの構成比も高くなる時期です。

昨年ですが、スーパーマーケットの売場で「空洞果」が販売されていました。これはスイカの実の部分に空洞が生じてしまうものですが、見た目が悪いので安価で販売されています。個体差はあると思いますが、一般的には味は悪くないと言われています。

売場で中学生の娘に「空洞果ってなに?」と質問され、上記の説明をしたのですが、続けて「空洞じゃないのわかる?」と質問されました。元々、仕事で果物も扱っていましたので「わかるよ」と回答して、実際に選ぶことになりました。

良く言われていますが、スイカは表面を叩くと中の空洞の有無がわかります。音の高さや振動の有無で判断するのですが、慣れが必要でもあります。一応、元プロのプライドもありますし、親の威厳を保つ必要もあるので、慎重に選びました。

もうひとつ、ついでの豆知識ですが、スイカの種を避けて切る方法があります。実はスイカの種は黒いシマシマの部分にあるので、黒のシマシマの間を切ると種を避けてカットすることができます。種を少なく見せるため、種を切るとカット面が荒れることから、種を避けて切るお店も多いと思います。

さて、スーパーマーケットで「空洞果」として安価に販売されているスイカを購入し、更には種を避けてカットすることを明言して、子供の前でスイカをカットしました。結果は下の写真の通りです。

スイカ

 

 

 

 

 

空洞果を避けて購入し、種も避けてカットすることができました。味もなかなか美味しかったです。

子供からは「スイカの中身を透視してるみたい!」と言われましたが、果物を扱っていた方であればできる芸当?ではあります。覚えておけば年に1回くらいは役に立つかもしれません。

時々、「カットフルーツ」や「果物かご」の作り方を相談されることがありますが、恐らく、中小企業診断士でこのような内容を相談される人は少ないのでは無いかと思います。その他、「刺身の盛り付け方」などの相談を受けることもあります。

これらの知識が、中小企業診断士になってから役に立つとは思っていませんでしたが、これからも活用していきたいと思っています。

令和3年4月23日

トマトの美味しい季節

トマトの美味しい季節は「夏」と思われがちですが、実は今の時期が美味しいと言われています。

トマトの原産地は南米のペルーと言われていますが、アンデス山脈は涼しいので、日本の夏は暑過ぎます。日本の夏は暑く、トマトの成長も早くなるので、どうしても水分が多くなってしまいます。

とはいうものの、夏場は収穫量も多く、冷たく冷やしたトマトが食べたくなる季節ですから、小売店の売上構成も高くなります。そうなると、「実は夏より春の方がトマトは美味しいんですよ!」とは、売場でPRすることは逆効果になりそうで難しい気もします。

少なくとも、夏の拡販期に向けて、春先にはしっかりとトマトの試食などを行って、美味しい味のイメージを訴求する方法はありそうです。

青果物には旬がありますが、「収穫量が多い時期」「味が美味しい時期」などには差異があります。旬の特徴をしっかりと把握して、効果的に訴求することができれば、様々な提案に活かすことができそうです。

令和3年4月11日