東日本大震災から11年が経ちました

今日は、東日本大震災から11年目の3月11日でした。

広島に住んでいる私には直接的な影響は無かったのですが、当日、家族が東京にいたりしたので、かなりバタバタしたことを記憶していてます。

テレビに映る映像はあまりにもショックで、色々と考え方を変えるきっかけになりました。

正直、あまり寄付とかをするタイプの人間では無かったのですが、初めてまとまった金額(自分としてはですが・・・)の寄付をするために郵便局に行きました。窓口の方にお金を渡すと、ハッとした顔をされて私の顔を見て「ありがとうございます」と言われたのを覚えています。窓口の方はある意味関係ないのですが、立派な態度だと思いました。

数年度、復興関連の仕事で石巻市の事業者様の支援に行きましたが、当時はまだ復興が全然進んでいない状況に驚きました。

その時の事業者様が廃業されたことを風の便りで聞きました。

平和ボケしてしまい、普段の防災などの意識もさがりがちですが、もう一度、気を引き締めなくてはと思います。

広島は豪雨災害の多い地域ですし。

東日本大震災の翌年には、「花は咲く」というチャリティーソングが発売されました。

岩手、宮城、福島のゆかりの方が参加されているプロジェクトですが、私の好きなミュージシャンの遊佐未森さんも参加されています。

ライブで「花は咲く」を聴いたこともありましたが、聴きながら泣いてしまったことを思い出します。

毎年、この日にはCDを取り出して聴きますが、当時こと、現地の方のことを思うと涙がでてしまいます。

自然の力の前に、人間は無力ではありますが、助け合うことで助かる命もあると思います。

普段、何もしていない自分ではありますが、年に1度はCDを聴きながら当時のことを思い出し、これから先、私に何かできることは無いか考え続けたいと思います。

令和4年3月11日

今年最後のオンラインライブを視聴しました!

昨日、今年最後になる遊佐未森さんのオンラインライブを視聴しました。

遊佐未森さんのオンラインライブとしては4回目になります。(インストアライブのオンラインを入れたら5回目ですね)

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オンラインながらも臨場感があって、歌声はもちろん、ハープ、ギター、ドラムの音も良かったです。

だんだんとオンラインライブにも慣れてきて「あたりまえ」のように視聴するようになりました。

会議などがオンラインになるとの同じ感覚でしょうか。

地方に住む身としては、新型コロナウイルス終息後もオンラインでのライブを続けて欲しいと感じていますが、同じように思う方も多いのでは無いでしょうか?

会議、セミナーについても「オンラインの方が便利」と感じている方が増えていると思いますし、新型コロナウイルス後に向けて、趣味でも仕事でも「新型コロナウイルス終息後にオンラインの活用をどうするか?」を考えておく時期だと思います。

令和3年12月15日

遊佐未森さんのオンラインライブを視聴しました!

先日、遊佐未森さんのオンラインライブを視聴しました。

遊佐未森さんのオンラインライブとしては3回目になります。(インストアライブのオンラインを入れたら4回目ですね)

オンラインではありますが、映像も音も良く、静かで美しく、優しいながらも力強い歌声には圧倒されて感動しました。

今回のオンラインライブもとても良かったです。

もちろん、自宅なので飲食ができることもポイントが高いですね。

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あと、今回、初めて参加したのですが、オンラインライブ中にチャットに参加できたりもします。

ライブ会場で会う方とは面識もありますので、誰がチャットに書き込んでいるかわかりますし、普段のライブではできないないようなリアクションをしたり、他の人のリアクションも見ることができるので、なかなか楽しいです。

新型コロナウイルスの影響で、昨年からオンラインでの研修をする機会が増えていますが、参考になりそうな気がしました。

令和3年10月16日

遊佐未森さんの2ndアルバム「空耳の丘」のアナログ盤が発売されました!

令和3年9月22日に、遊佐未森さんの2ndアルバム「空耳の丘」のレコードが、初のアナログ盤として発売されました。

更に、ボーナストラックを追加収録したリマスターCDも同時発売されました。

このアルバムは1988年にリリースされたもので、なかなかの名作として知られています。

レコードからCDに切り替わるタイミングで、当時はCDだけのリリースになりましたが、近年のレコードブームもあり、復刻されたそうです。

何故、レコードが?と思う人も多いと思いますが、調べてみると2021年の上半期、米国内のアナログレコードの販売枚数は1,920万枚を超え、同時期のCDアルバムの販売枚数の1,890万枚を超えたとのことでした。

音楽の配信サービスなどの影響で、CD売上が激減している影響もあると思いますが、面白い傾向だと思います。

最近、昔のものが見直されることがありますが、まだ気づいていないものが流行るかもしれません。

新型コロナウイルスの影響で消費の傾向も変わっていますし、今後も色々な分野について、注意して市場を観察する必要がありそうです。

令和3年9月26日

タペストリー

22~23年ほど前、サラリーマン時代に初めて海外の出張でアメリカに行きました。

実は、これが初めての海外旅行になりました。

サンフランシスコのスーパーマーケットを視察した後、オレンジ農園を視察するために飛行機でフレズノに移動しました。

フレズノでは日本人の方が栽培しているオレンジ農園に行きましたが、キチンと剪定されて葉や果実に陽が当たるように栽培されているので、果実がとても甘かったことを記憶しています。

食べたことが無いくらい甘く、ガイドさんが手や口を汚しながら必死に食べていたのを思い出します。私も食べましたけど。

フレズノからは、翌日の視察のためにロサンゼルスに向かったのですが、「アメリカらしい景色を見よう!」という上司の配慮?もあり、貸し切りバスで移動をしました。

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なかなかの距離で時間が掛かりましたが、「ぶどう畑が広いなあ」とか「シエラ・ネバダ山脈の山頂に雪が見えるなあ」とか、アメリカらしい景色を見ながら過ごしていました。

そのころ、遊佐未森さんの「ECHO」というアルバムがでていたので、ヘッドフォンで聴きながらバスに揺られていました。

その中の一曲「タペストリー」の冒頭には、

遠く、森の上に浮かんだ
雲が動きながら、透きとおってゆく
まっすぐな道を
今、たどれば空にとどく

という歌詞がありまして、今までは何となく聞いていたのですが、広大なアメリカの景色を見ていたらピッタリとハマってしっくり来たのを覚えています。

日本ではピン!ときませんが、地平線のある広大なアメリカでは、まっすぐな道を辿っていくと空にたどり着きそうです。

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※この写真はフリー素材でイメージの写真です。当時はデジカメが無かったので写真が残ってないです。

これ以来、この「タペストリー」はお気に入りの一曲です。もちろん、歌詞全体もエモーショナルで良い感じなのでおススメです。

令和3年8月17日

 

国立音楽大学の学園祭

先日、遊佐未森さんの出身大学の国立音楽大学の話題を書きました。

国立音楽大学は、私が東京で暮らしていた場所から歩いて行ける場所にありました。

東京で暮らし始めたある日、玉川上水駅から多くの人が同じ方向に歩いていました。

特に用事の無かった私は、その人波について行きましたが、そこには国立音楽大学があり、その日は学園祭が開催されていました。

正直、国立音楽大学があることも知らなかったのですが、遊佐未森さんの出身校であることは知っていたので、フラフラと中に入り、ゆっくりと学園祭を楽しませていただきました。

様々な展示や発表、色々な食べ物などを楽しむことができましたが、パフォーマンスや本格的なコンサートは、さすがに音楽大学だなと感心させられました。

そんな国立音楽大学の学園祭ですが、昨年度は新型コロナウイルスの影響でオンラインで開催になったそうです。

2020年度国立音楽大学芸術祭について

今年はどうなるのかわかりませんが、東京方面の方にはおススメですし、もし、今年もオンライン開催になるのなら、私も見てみたいと思っています。

ホントはオンラインにならないのが良いのですが・・・

令和3年7月8日

遊佐未森さんの「ⅠStill See」を聞いて

先日、ご紹介しましたが、令和3年6月23日に、遊佐未森さんが「潮騒」をリリースしました。

この何日か移動中の車で聞いていましたが、あらためて良い曲が揃っていると感じています。

そんな粒ぞろいの曲の中で、今のところ一番気に入っているのが、4曲目の「ⅠStill See」になります。

メロディー、歌詞、声、歌い方、色々と好きではあるんですが、歌詞に「上水の小径」「茜色の武蔵野の空に」といったワードが出てくることで、個人的には懐かしい思い出がよみがえります。

遊佐未森さんは国立音楽大学出身ですが、その近くには玉川上水があります。

私は一時期、社会人になってから東京に住んでいたことがあり、玉川上水駅も使っていましたし、休みの日には自転車で玉川上水の緑道を走っていたりしました。

この曲を聴くと、当時の情景が浮かびますし、一緒に学んだり遊んだりした仲間のことを思い出します。

残念なことなのですが、当時の友人の中には、もう会えなくなった人が数人います。

この曲を聴いて、もう会えない友人達にも、また会えるような気がしました。

当時はあまり感じていませんでしたが、あの頃、きっと楽しかったんだと思います。

また、明日からも友人達に恥ずかしく無いように生きていきたいと思いました。

令和3年7月6日

夏草の線路

前回、遊佐未森さんのニューアルバム「潮騒」について書きましたが、その流れで遊佐未森さんについて書いてみたいと思います。

出会いは高校生の頃になります。そのころはCDラジカセが普及してきて、帰宅で簡単に音楽が聴けるようになりました。まだまだビデオカセットも全盛期で、CDレンタルやビデオレンタルが人気でした。

音楽番組も人気で、毎日のように放送される中、同級生などは人気のミュージシャンを見つけてはCDを買ったり借りたりして、友達に紹介したりといったことが日常でした。

私はあまりテレビを見ない学生でしたが、その代わり、ラジオを聴くのが好きで、特定の番組にはハガキを投稿したりしていました。

そうしたある日、ラジオから流れてきた音楽に、高校生の私は心を奪われました。

遊佐未森さんの「夏草の線路」です。今でも大好きな一曲です。

幼いころ、線路の近くで育ったからでしょうか。夏の暑い日の線路が出てくるこの曲は妙に既視感があり、目を閉じて聞くと、幼いころに遊んだ場所の近くにあった踏切や友達の顔が浮かんできました。

恐らく、当時の友達は私のことは忘れているでしょうし、一生、出会うことは無いかもしれません。それでも、線路や踏切、そこを走る電車を見た時に、当時のことを思い出してくれるかもしれません。

歌詞にも出てきますが、どこまでも続く線路のように、遠い昔の記憶や友達との思い出は、夏の雑草に埋もれてしまっていたとしても無くならず、これからも続いていくような気がします。

私はこの曲を聴いて、そんな思いを持ちましたが、当時の友達も線路を見たりして、同じ気持ちになっているかも知れません。

線路は町と町とを繋ぐだけではなく、人と人とも繋いでいる。

そう思うと日常生活で線路や踏切を見かけたり、仕事や旅行で電車に乗ることが、何か特別な出来事なような気がして少しだけ楽しくなるような気がします。

令和3年7月5日

遊佐未森さんのニューアルバム「潮騒」を聞いて

令和3年6月23日に、遊佐未森さんが5年振りとなるアルバム「潮騒」をリリースしました。

オンラインのインストアイベントに参加するため、CDを入手したのが7月1日になりましたが、ようやく手に取って聴くことができました。

CDの説明には「巧まずして美しい”ネオクラシック”をテーマに掲げ・・・」と書いてありましたが、説明の通りクラシック調の曲もあれば、遊佐未森さん独特の透明感のある曲もあれば、昭和歌謡のような曲もありと、盛りだくさんの内容で、5年ぶり、そして新型コロナ禍でライブに行けない状況下で、期待通り、いや、期待以上の作品でした。いつもながら良い音楽をありがとうござます。

明日からも頑張れそうな気がします。

ちなみに、遊佐未森さんですが、高校性の頃にラジオから流れてた曲を聴いて以来のファンで、30年ほど聞いていることになります。高校生の頃から今に至るまで、同じミュージシャンの曲を聴き続けることができるのは幸せだと思います。

気が向いたら今回のアルバムのことや遊佐未森さんのことを書いてみたいと思います。

令和3年7月4日